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Critique

「photographers' gallery press no.11」写真とカタストロフィ─

発行年: 2012.11
サイズ: B5
仕 様: 328頁、並製
機関誌『photographers' gallery press』第11号。 2011年3月の東日本大震災と福島第一原発事故以来、被災状況などを記録した数多くの写真が撮影されています。災害を記録するとはどういうことか、この度の震災は写真というメディアに多くの問いを投げかけています。本誌では、関東大震災直後の鉄道、圧倒的な規模の土砂災害、近代最大級のトンネル工事を記録した、3つの写真帖を約200頁にわたって収録し、伊藤俊治氏・平倉圭氏の書き下ろし原稿とともに、災害表象をこれまでにないかたちで捉え直します。また気鋭の執筆陣を迎え、これからの写真や美術、批評のあり方を導くような濃密な論考・対談を掲載いたします。

【コンテンツ】
伊藤俊治 『大正十二年九月一日 關東地方 大震火災記念寫真帖』
解題 ― “破局の時間”のモンタージュ 『大正十二年九月一日 關東地方 大震火災記念寫真帖』
平倉圭 断層帯を貫通する ― 『熱海線丹那隧道工事寫真帖』 橋本一径 稲妻写真論
倉石信乃 ピクチャーへ ― 災厄写真考
長谷見雄二 × 中谷礼仁 対談 災害の“ウラ”を読む ― 東日本大震災と災害記録
豊島重之 
岡村民夫 宮沢賢治と東北力
高橋しげみ 「港づくり」と「八戸づくり」 ― 吉田初三郎の八戸市鳥瞰図から
久保仁志 高橋由一、〈似ている/似せる〉ことの論理 ― 絵画を掘削せよ!
瀬戸正人 惜別 深瀬昌久 ― 深瀬さん、向こう岸が見えますか?