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展覧会図録
『総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ 終わらない風景』

東京都写真美術館,ルイジ・ギッリ

Price:

3,190円(税込)

発行年: 2025年
発行: 東京都写真美術館
判 型: B5判変形
ページ数: 204頁
執筆: イラリア・カンピオーリ(レッジョ・エミリア市立博物館写真部門キュレーター)、アデーレ・ギッリ(ルイジ・ギッリ財団代表)、ホンマタカシ(写真家)、山田裕理(東京都写真美術館 学芸員)
言 語: 日本語/英語
このたび東京都写真美術館は、総合開館30周年記念展として、イタリアを代表する写真家ルイジ・ギッリ(1943-1992)の個展を開催します。
ギッリは測量技師としてのキャリアを積んだのち、コンセプチュアル・アーティストたちとの出会いをきっかけに、1970年代から本格的に写真家として活動を始めました。ギッリにとって写真とは、現実世界の複製ではなく、フレーミングされた「見られた」視覚的断片によって風景を作り出すための手段でした。彼はこの表現手段を通じて、通り過ぎる風景の中に現実とイメージの関係性を見出し、「在」と「不在」、外的世界と内的世界について思索を深めようとしました。
本展では、1970年代から晩年にかけてギッリが撮影したイタリアや旅先での風景、アーティストのスタジオ、自宅の室内、美術品、看板やポスター、窓や鏡に映る風景など、多様な視覚的断片によって構成された風景表現を紹介します。あわせて、ギッリの活動を語るうえで欠かせない存在であり、自身もグラフィック・デザイナーとして活動した妻パオラ・ボルゴンゾーニ(1954-2011)の作品や資料も展示し、約20年にわたるギッリの写真に対する多角的な思索をたどります。ギッリが探求し続けた、終わりのない風景に対する解釈とその世界観に触れる機会となれば幸いです。

作家プロフィール
ルイジ・ギッリ(1943−1992)
イタリアのレッジョ・エミリア県スカンディアーノ生まれ。1970年代より本格的に写真制作に取り組む。色彩、空間、光に対する類まれな美的感覚と、ありふれたものをユーモラスに視覚化する才能によって、主にカラー写真による実験的な写真表現を探求してきた。また制作活動のみならず、写真専門の出版社「Punto e Virgola(プント・エ・ヴィルゴラ)」を仲間たちと立ち上げ、さらにプロジェクト大学で写真理論に関する講義を行うなど、多岐にわたる活動を展開した。
(東京都写真美術館HPより引用)

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<展覧会情報>
『総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ 終わらない風景』
会場:東京都写真美術館 2階展示室
会期:2025年7月3日[木]―2025年9月28日[日]
>>詳細はこちら

<お問い合わせ>
NADiff BAITEN(ナディッフ バイテン)
〒153-0062
東京都目黒区三田1-13-3
東京都写真美術館2Fミュージアムショップ
TEL. 03-6447-7684
営業時間 10:00-18:00(木金 –20:00)
月曜日定休(祝日の場合は翌日)