NADiff

TOPICS

 
 

CATEGORY

東京都写真美術館
東京都現代美術館
Bunkamura
水戸芸術館
京都市京セラ美術館

NADiff website www.nadiff.com

-

Images: 01          

Tagged: 布施琳太郎

ART

布施琳太郎 ラブレターの書き方

布施琳太郎

Price:

2,200円(税込)

発行年: 2023年12月19日
発行元: 晶文社
仕様: 四六判並製、344頁
編集: 吉川浩満、石神俊太
装丁: 八木幣二郎

「本書が捉えようとするのは、すべてがつなげられた社会から脱出して二人の時間を過ごし、その後で、労働や学校、家族といったつながりへと帰っていくことを可能にする世界制作の方法である。つまり二人のあいだで接続と断絶を様々に組み替えて、自分たちの手でストーリーを作る方法の模索である。そうした行き来を可能にするのがラブレターなのだ」(本書より)

新時代のアーティストが提案する、SNS以降を生きるための〈新しい孤独のプラクティス〉。

ー版元紹介文よりー

【目次】

はじめに

序章 二人であることの孤独

第一部 ラブレターの歴史

第一章 代筆されたラブレター
恋文横丁における代筆文化
自動手記人形の主語
共に作る喜び

第二章 「私」の場所
寺山修司のラブレター
日本語の問題
詩的な病い/病的な詩

第三章 「あなた」の場所
光年性のラブレター
行為=場所としてのポスト
インターネットのなかのラブレター

第二部 恋人たちの共同体

第四章 ラブとは何か
恋愛の起源
ロマン主義的恋愛
ロマンティック・ラブ・イデオロギー

第五章 『魔法使いの弟子』
バタイユの恋愛論
運命というメビウス
恋人たちの共同体

第六章 誤変換的リアリズム
二人であることの病い
見えるものと、見えないもの
誤変換の恋人

あとがき 作品からラブレターへ(コンテンツではない)