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The Scene(Berlin)

滝沢広 / Hiroshi Takizawa

発行年: 2021
発行元: see how studio
サイズ: 161×223mm
仕 様: 52頁、ソフトカバー・アルミ袋入り、26カ所写真貼り
言 語: 日・英
執 筆: 中尾拓哉
翻 訳: 大坂紘一郎
撮 影: 木暮伸也
デザイン・印刷設計: 芝野健太
協 力: rin art association
2020年にrin art association にて開催された個展「The Scene (Berlin)」の内容がまとめられた作品集。鏡に映った像と鏡の表面をハンドスキャナーでスキャンして得た像の組み合わせで構成された「The Scene (Berlin)」シリーズと、以前よりモチーフとしてきたコンクリートとコピー用紙にプリントした像の対比で像の関係性を提示した「Mood of the Statue 塑像の気配」、マン・レイへのオマージュとなる自身初の映像作品「Tears」から構成されている。
論考は美術評論家の中尾拓哉氏が滝沢の作品群を「境界線(Border)」という言葉をキーワードに段階的に考察する内容となっている。

滝沢 広(たきざわ ひろし)
1983 年埼玉県生まれ。
目白大学人間社会学部心理カウンセリング学科卒業。
時空間を二次元のイメージへと切断する写真という装置による不可逆的な移行を、さまざまなメディアを通じて可逆的に行き来させ、切断された次元のはざま、あるいはその重なりの中から独自の表現領域を立ち上げ続けてる。
主な展覧会に「オブジェに指紋」(カスヤの森現代美術館、神奈川、2021年)「The Scene(Berlin)」(rin art a ssociation、群馬、2020年)、「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」(埼玉県立近代美術館、埼玉、2020)、「VOCA 展2019 現代美術の展望−新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京、2019 年)「figure」(実家 JIKKA、東京、2014年)など。