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Tagged: 月曜社

Critique

文化と暴力―揺曵するユニオンジャック

清水知子

発行年: 2013
発行元: 月曜社
サイズ: 200×136
仕 様: 270頁
サッチャー政権以後の「社会のない社会」と呼ばれた時代を、人々はどのように生き、そこから何を生みだしたのか。ヴィヴィアン・ウエストウッド、ダイアナ、英文学、人種問題、中華料理、多文化主義、スパイと監視などをめぐって、そこに渦巻く文化と暴力の構造を読み解き、現代の新たな生の諸様式を分析する。サッチャリズムへの追悼!

▼目次
はじめに
第一部 世界の終わり――アングロマニアの地政学
 第一章 サッチャリズムの遠近法――ダウニング街十番地の舞台裏
 第二章 バビロン・ガールのイングランド――海賊とプリンセス
 第三章 ダイアナ・クラッシュ――王室と民主国家
第二部 ペンと舌――「人種」と多文化主義
 第四章 「英文学」とリベラル・デモクラシー
 第五章 なぜ自分を描くのか――ブラック・ロンドン・ルネサンス再考
 第六章 チャイニーズ・レッスン――文化を翻訳するレシピ
 第七章 リベラリズムと多文化主義の顛末
第三部 空間とセキュリティ
 第八章 グローバル・シティとその不満――ドックランズの造園術
 第九章 客人の世紀のあとで――スパイの老舗と監視の眼

図版一覧
初出一覧
あとがき

著者:
清水知子(しみず・ともこ)
愛知県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。現在、筑波大学大学院専任講師。専門は、比較文学・文化理論、メディア文化論。共著に、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(平凡社、2008年)など。訳書に、デイヴィッド・ライアン『9・11以後の監視』(明石書店、2004年)、スラヴォイ・ジジェク『ジジェク自身によるジジェク』(河出書房新社、2005年)、ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』(共訳、月曜社、2008年)、同『権力の心的な生』(共訳、月曜社、2012年)、ネグリ+ハート『叛逆――マルチチュードの民主主義宣言』(共訳、NHKブックス、2013年)ほか。