発行日: |
2021.12.3 |
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著 者: |
土谷未央 |
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発 行: |
aptp books |
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写 真: |
鈴木奈保子・齊藤優子・新澤 遥・三吉杏奈(TRON)・石渡 朋・安島晋作 |
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翻 訳: |
小山 孝 |
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編 集: |
寺岡 瞳(PERK /TRYOUT) |
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ブックデザイン: |
宮添浩司 |
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プリンティングディレクター: |
花岡秀明(藤原印刷株式会社) |
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印刷製本: |
藤原印刷株式会社 |
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類稀な視点で、見て食べる美しいお菓子を生み出す「cineca」。
そのcinecaを主宰している菓子作家、土谷未央のはじめての著書となる本書は、WEBメディア『PERK』で連載中の「cinecaのおいしい映画」を、今の視点で隅々まで丁寧に加筆・再編集したもの。
作家が敬愛してやまない映画を、菓子を主軸としたアートワークとコラムで表現した一冊です。
念願の書籍化が決まったとき、ただ連載をまとめただけの本にはしたくないという気持ちがありました。
何かに迷ったときや悩むときに、ふらっと立ち寄れるような“場所”をつくるイメージで、
「伝える」ことに向き合ってみようと決めました。
本書に描き下ろしたイラストは、アートワークが生まれるまでの私の頭の中のイメージです。
一人でぼそぼそと思いついたり考えたりしていることを、はじめて線画にしてみました。
アートワークの写真作品は、モノクロの表現への挑戦として、新たに三作品を撮り下ろしました。
カラー作品はこれまでの連載で掲載されたもののほとんどを収録。
コラムを含めたすべてのテキストは、今の自分の視点からもう一度書きたいと考え、書き直しました。
アートワークの一つが、イラストの一コマが、コラムの一文が、
私から離れて自由に巡り、また誰かの心の遊びとなることを願って。
土谷未央(エピローグより)
(版元サイトより引用)