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Tagged: 月曜社, 表象

Critique

表象09 特集:音と聴取のアルケオロジー

発行年: 2015.4
発行元: 表象文化論学会
発 売: 月曜社
サイズ: A5判
仕 様: 並製296頁
「音を聴く」という営みは今日、メディア環境の急速な変化に晒されながら、その姿を大きく変貌させつつある。われわれの聴覚は、過去のテクノロジーの記憶を携えながら、いったい何処へ向かおうとしているのか。特集では、「聴覚性(aurality)」をキーワードに、多様な観点から「聴くことの現在」を照射するとともに、「聴覚文化論」のフロンティアの紹介を通じて、その未来を展望する。小特集は石岡良治『視覚文化「超」講義』とマンガをめぐる若手陣の白熱討議。

目次:

◆巻頭言◆
r>gの時代の文化研究(佐藤良明)

◆特集◆音と聴取のアルケオロジー
イントロダクション(福田貴成)
共同討議:聴覚性の過去と現在(渡辺裕+吉田寛+金子智太郎+長門洋平+福田貴成)
デジタル・オーディオの死と生(ジョナサン・スターン/中川克志訳)
近代的‐聴覚的自我(スティーヴン・コナー/秋吉康晴訳)
デカルトの共鳴する主体(ファイト・アールマン/金子智太郎訳)
痕跡・距離・忠実性――聴覚メディア史における〈触れること〉の変容について(福田貴成)

◆小特集◆マンガ「超」講義――メディア、ガジェット、ノスタルジー
共同討議:『視覚文化「超」講義』番外篇(石岡良治+中田健太郎+三輪健太朗+星野太)

◆投稿論文◆
マルク・リシールはなぜ現象学の鋳直しを唱えるのか――カントの超越論的理想批判を導きの糸とするフッサール、ハイデガー読解(長坂真澄)
文学における「子ども」らしさと至高性――バタイユのニーチェ論とカフカ論の比較を通して(井岡詩子)
キケロはいかにして疑うのをやめ、俳優の真情を信じるようになったか──感情主義演技論の理論的起源(横山義志)
マンガにおける絵と言葉──諸星大二郎『感情のある風景』論(三輪健太朗)

◆書評+ブックガイド◆
「制御」と新しい唯物論の行方──北野圭介『制御と社会』書評(清水知子)
「自動性」の喪失について──熊木淳『アントナン・アルトー 自我の変容』書評(宇野邦一)
生の描線を引きつづけるために──武田宙也『フーコーの美学』書評(桑田光平)
色彩写真から知覚論にいたる通路──福田裕大『シャルル・クロ──詩人にして科学者 詩・蓄音機・色彩写真』書評(千葉文夫)
「構成主義研究の星」の登場に拍手を!──本田晃子『天体建築論 レオニドフとソ連邦時代の紙上建築時代』書評(八束はじめ)
「不逞」な一撃──松浦寿輝『明治の表象空間』書評(田中純)
「マンガ論」を「普通の学問」へ開く画期的な仕事──三輪健太郎『マンガと映画』書評(伊藤剛)
ポスト構造主義におけるニヒリズムの徹底:ドゥルーズの多孔質的判断力論を開く──千葉雅也『動きすぎてはいけない――ドゥルーズと生成変化の哲学』書評(江川隆男)
立ち会うかのように──杉山博昭『ルネサンスの聖史劇』書評(森元庸介)