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Critique

第一ポップ時代

ハル・フォスター

発行年: 2014.4
発行元: 河出書房新社
サイズ: 194×134mm
仕 様: 365頁
装 丁: 水戸部 功
翻 訳: 中野勉
ハミルトン、リクテンスタイン、ウォーホール、リヒター、ルシェー、あるいはポップアートをめぐる五つのイメージ
ハル・フォスターの著作「The First Pop Age」2011年の全訳。ハミルトン、リクテンスタイン、ウォーホル、リヒター、ルシェ、5人の美術家の表現の核にあるのは何か?アメリカを代表する美術批評家/美術史家が描き出す、現代美術の到達点。
──わたしの省察は主に5人のアーティストをめぐって展開するが、それは他の誰にもまして彼らが、ポップの第一世代において絵画と観者と規定していた諸条件の変化を生々しく喚起してくれるからだ。ここでは第一ポップ時代を1950年代なかばから末にかけての時期に始まったものと見なす。煎じ詰めればわたしの主張は以下のとおりだ。すなわちこの時代、イメージと主体、その両方のあり方にあるシフトが生じた、5人のアーティストの代表作は、このシフトをきわめて示唆に富む仕方で記録している。わたしたちは第一ポップ時代を超え出たのか、それとも、その余波のなかに生きているのか──ハル・フォスター(帯文より)

目次: イメージ=人間(ホモ・イマーゴ)
1 リチャード・ハミルトン、または表的なイメージ
2 ロィ・リクテンスタイン、または紋切型のイメージ
3 アンディ・ウォーホール、または損耗したイメージ
4 ゲアハルト・リヒター、またはフォトジェニックなイメージ
5 エド・ルシェ―、または澄まし顔のイメージ
・ポップというテスト
・訳者あとがき