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Tagged: 原田裕規

Critique

ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]

原田裕規

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2,640円(税込)

発行年: 2024.2
発行元: フィルムアート社
サイズ: 四六判
仕 様: 並製、272頁
編 著: 原田裕規
言 語: 日本語
石岡良治/上田和彦/大野左紀子/大山エンリコイサム/加島卓/河原啓子/北澤憲昭/木村絵理子/暮沢剛巳/斎藤環/椹木野衣/千葉雅也/土屋誠一/中ザワヒデキ/速水健朗/星野太=著

イルカ、クジラ、うねる波、劇的なサンセット、夜空に煌めく星雲……ハワイの自然を題材にした「マリンアート」で一世を風靡したアーティスト、クリスチャン・ラッセン。バブル期の日本上陸以後、ゴッホやピカソと並ぶほどの大衆的な人気を獲得してきたが、その過熱ぶりとは裏腹に、美術界では長らく有効な分析の機会を与えられずに黙殺されてきた。 そんなラッセンを日本の「美術」をめぐる分断の象徴として捉え、日本における受容史と、その絵画表現の本質に迫った本書は、史上初のクリスチャン・ラッセン論として、刊行当時に大きな話題を集めた。 それから10年、日本社会も美術業界も大きく変容するなかで、ラッセンというアーティストは日本のアートやカルチャーの歴史上でどのように位置づけられるのか──美術批評をはじめ、社会学、都市論、精神分析など多彩なフィールドの論者に新規3名の執筆者を迎え、より多角的にラッセンの表現とその現象としてのおもしろさを照らし出す。
(版元紹介文より)