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Tagged: 奥村雄樹

ART

YUKI OKUMURA [通常版]

奥村雄樹

Price:

2,750円(税込)

発行年: 2017.6
発行元: edition.nord
サイズ: 210mm x 297mm
仕 様: 54枚(テキストページ38枚・図版ページ16枚)/モノクロ/レーザープリント
部 数: 限定700部
言 語: 英語
奥村雄樹(1978–)はブリュッセルとマーストリヒトを拠点とする日本人アーティスト。奥村はあるときから、自分がアメリカ人アーティストのゴードン・マッタ=クラーク(1943–1978)の生まれ変わりではないかと考えるようになります。というのも、奥村の生年とマッタ=クラークの没年が同じであるというだけではなく、ふたりはそれぞれに、実の兄を飛び降り自殺で亡くしているのです。

もしも前世/現世/来世において似たような出来事が身の回りで起こるのなら、逆に、誰かに起こったのと同じような出来事を自分自身に対して意図的に起こすことで、自身がその人物の「転生」である可能性が高まるかもしれない。そう考えた奥村は、2017年に、マッタ=クラークがアントワープで1977年に実施した3つの出来事――”分的に重なり合うふたつの円をめぐる作品《Office Baroque》の制作、⊆身の過去作を一作につき一枚の記録写真で提示するミニ回顧展《GORDON MATTA-CLARK》のICC(アントワープ国際文化センター)における開催、そしてそのカタログとしての書籍「GORDON MATTA-CLARK」の出版(デザイン:ポール・イボウ)――を、現在の自身の境遇に置き換えて反復するプロジェクトに着手。”分的に重なり合うふたつの円をめぐる作品《Welcome Back, Gordon Matta-Clark》の制作、⊆身の過去作を一作につき一枚のグラフィックで提示するミニ回顧展《YUKI OKUMURA》のMISAKO & ROSENにおける開催、そしてそのカタログとしての本書「YUKI OKUMURA」の出版(テクニカル・オペレーション:秋山伸)を実現させました。

だからこそ本書「YUKI OKUMURA」(2017)では「GORDON MATTA-CLARK」(1977)のデザイン、レイアウト、コンテンツが踏襲されています。決定的な違いは、マッタ=クラークの位置に奥村が代入されていること、つまりマッタ=クラークに関するあらゆる要素が奥村の要素に置き換えられていることです。過去の作品の図版はもちろんですが、なかでも特筆すべきは冒頭のインタビューでしょう。それは、もともとのマッタ=クラークの言葉を部分的に書き換えることによって、奥村のインタビューとしてギリギリ成立したものになっています。

身軽でコンセプチュアルなアーティスト・ブックとしてエディション・ノルトが発行する、作家の展示や制作姿勢の一様相を提示する「para/log」シリーズの第一弾。