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ART

GROUND 絵画を語る―自作を語る

GROUND(小林孝亘、額田宣彦、丸山直文、高橋信行、猪狩雅則)

発行年: 2016.4
発行元: GROUND実行委員会
サイズ: 210×148mm
仕 様: 32頁
2014年7月30日から8月31日まで愛知県立芸術大学サテライトギャラリーにて行われた展示のカタログ。
出店者は、小林孝亘、額田宣彦、丸山直文、高橋信行、猪狩雅則。本カタログは出展者のテキストとシンポジウムの内容がまとめられた冊子、及び、個々の作品が見開きに収められたカードで構成されている。
展示・シンポジウムを通じ、現代絵画の可能性を問う企画展。

<展示概要より>
展覧会「GROUND」の目的は、「絵画」の可能性を提示することです。そのために、展示と対話を通じ、思考を巡らせて、絵画についての「課題」や「問い」を生産したいと思います。

絵画や芸術における様々な既成概念に対し、決着をつけることを目的としているわけではありません。可能性は常にものごと の開発途上に、ときに刹那的に、あるいは必然をもって生じます。それらが投げかける「課題」や「問い」の始ま りに注目したいと考えています。近年、メディアの発達、多様化と進行する情報によって、絵画の存在感と役割が弱まってきているように思えます。だからこそ 私たちは絵画の持つまだ見ぬものを提示し、具体的にその在り処を広げていきたいと考えています。そうすることが、これから先も、絵画が人々に創造する力、 思考する力を与え続けると確信するからです。しかし、一言で絵画といっても、絵画は多様であり、広義であるため、簡単に語ることは出来ません。ここに参加 している作家の中にも絵画という言葉を使うことに慎重である人もいます。しかし、そうしたことを踏まえた上で、あえて「絵画という言葉をここでは使うこと にしました。そして絵画について対話をしようと思います。その未知なる可能性を信じて。