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Critique

アゲインスト・リテラシー ─グラフィティ文化論 Against Literacy: On Graffiti Culture

大山エンリコイサム

発行年: 2015
発行元: LIXIL出版
サイズ: 212×154
仕 様: 248頁
本書は美術家・大山エンリコイサム初の単著であり、近年発表したグラフィティ文化やストリート・アートに関する論考を大幅に加筆し、書き下ろし原稿を加えた、日本初の本格的なグラフィティ文化論である。
第1章では、バンクシー、ホセ・パルラ、ラメルジーほか8人の作家を個別に論じる。
第2章では、20世紀初頭のアメリカからニューヨークを舞台に「落書き」の系譜を探り、100年の歴史のなかでグラフィティ文化を文脈化する。
第3章では、舞台を日本に移し、2章で示したグラフィティ文化論の知見から現代日本の諸相を考察する。
第4章は、やはり本書前半の議論を参照しつつ、1960年代ニューヨークの美術批評が取り組んだ問題を拡張的に読解し、著者自身の制作についても解説がなされる。
本書は、グラフィティ文化の入門書、批評の書であり、美術家である著者のステートメントでもある。グラフィティ文化と現代美術の接点から導出される「文脈的なリテラシー(フリード)」「感性的なリテラシー(ソンタグ)」というキーワードを手がかりに、 さまざまな文脈やリテラシーによって複雑に編成された現代の文化状況のなかで、硬直する思考に抵抗し、しなやかな感性を発揮するためのガイド。

▼目次
プロローグ 004
ターミノロジー 007
I 作家論
バンクシーズ・リテラシー──監視の視線から見晴らしのよい視野へ 010
BNE──水の透明なリテラシー 028
レター・レイサーズ──ラメルジーと武装文字の空気力学 038
絵画とスピード違反──サイ・トゥオンブリとホセ・パルラ 048
誘拐と競売──ゼウスと有名性について 066
スウーンとストリート・アートの「新しいはじまり」 073
バリー・マッギーの「界面」 082
Obey Me──横断と支配の論理 092
II 都市と落書きの文化史
[I]前史(一八六二 ─ 一九六七) 098
[II]グラフィティとプロテストの落書き 120
[III]地下鉄の時代とそれ以降 143
III 現代日本との接点
スタイル化する シミュラークル―グラフィティ文化とオタク文化 164
日本の視覚文化とライヴ・ペインティング的なもの 179
匿名性の遠心力―震災から考える 192
IV 美術史に照らして
アゲインスト・リテラシー 206
エピローグ 242
参考文献 256

大山エンリコイサム(Ōyama Enrico Isamu Letter)
美術家。1983年、イタリア人の父と日本人の母のもと東京に生まれる。慶応義塾大学卒業後、東京芸術大学大学院修了。
グラフィティ文化の視覚言語を翻案したモチーフ「クイック・ターン・ストラクチャー(Quick Turn Structure)」を軸にした壁画やペインティング作品を発表し、注目を集める。また、現代美術とストリート・アートを横断する視点から、エッセイや論文の執筆も行なう。 2011年秋のパリ・コレクションではコム デ ギャルソンにアートワークを提供するなど、積極的に活動を広げている。アジアン・カルチュラル・カウンシル2011年度グランティ(ニューヨーク滞在)。2012年秋よりニューヨーク在住。
www.enricoletter.net